DESIGN デザイン

Appearance

伝統的な京町家の意匠を取り入れた、優美な外観デザイン。
美と技の結実が生み出す造形の美しさが街並に趣を織り成し、新たな都市景観を紡ぎ出します。

外観完成予想図

  • 匠の技
  • 意匠

タモの木を用いた格子戸

和の趣を醸しだす真竹の扉

二種の竹を組み合わせた杉皮塀

足元を照らす和の仄かな明かり

※白線内にカーソルを合わせると詳細をご覧いただけます

  • タモの木を用いた格子戸

    タモは白くておとなしい柾目がきれいな広葉樹で、和風にも洋風にも相性が良い木材として知られています。格子の間には和紙の風合いを持つアクリワーロンを用いて光を柔らかに通す仕上げとしています。

  • 和の趣を醸しだす真竹の扉

    一本一本火で焙り曲がりを直し、油抜きをして、白く艶のある竹材に仕上げたものを火焙り白竹と呼びます。これは青竹を苛性ソーダで白くした竹より高価で茶華道具をはじめ工芸品などにも用いられます。

  • 二種の竹を組み合わせた杉皮塀

    杉皮塀の上部には真竹よりやや銀色がかり自然な風合いがある寒竹を使用。杉皮のおさえとして用いた忍竹は『女竹』とも呼ばれ、節が目立たない上品な印象に仕上がります。

  • 足元を照らす和の仄かな明かり

    エントランスアプローチに備えた玄関照明には、和の趣を感じさせる筒型アミ入り灯を採用。台座部には档丸太を用いて周囲には白川砂を敷き詰めています。

  • エントランスホール

    ケヤキ銘木を用いたパッチワーク扉

    樹齢数百年を超す大木の根元部分を使用したケヤキの扉。この玉杢(たまもく)のある良質なケヤキ材は元々、中村外二氏本人が厳選した木で数十年以上管理し乾かし、寝かしたものを使用しています。

  • 風除室

    柔らかな光を生み出す木質シート

    風除室の天井照明には、アフロモシアという本物の木を使った不燃性のシートを用いて、柔らかで趣ある光を演出しました。ここにも真竹をあしらい繊細な表情に仕上げています。

  • エントランスホール

    空間に奥行きをもたらす枡格子

    伝統的な木組みの技法を用いた枡格子の引き戸。奥の空間とのつながりを持たせながら間を仕切ることで、広がりを感じられる設計としています。

  • 内廊下

    私邸へと優雅に誘う内廊下

    季節を問わず快適性を保ちやすい内廊下設計。外部からの視界を遮るためプライバシー性を確保しやすく防犯性も高まります。また、廊下照明も中村外二工務店の製作によるものを採用しています。

北山磨丸太、京指物照明

  • 匠の技
  • 意匠

DESIGN

Design & Concept

本邸が目指したのは、京都で磨き上げられてきた町家様式と街並みの再生。
路地空間の演出や京町家のエッセンスとしての縦格子など伝統の意匠を採り入れ、住まい作りを通じて京の歴史文化を守り、現代建築へと受け継いでいく。
町家の美と趣が現代に蘇る、京の隠れ家をお贈りいたします。

Image photo

エントランスホール完成予想図

Special Collaboration | 匠の技、数寄屋建築の美意識を宿す邸宅。

エントランスアプローチの造作意匠を手掛けるのは、日本を代表する数寄屋建築工房「中村外二工務店」。
京都迎賓館やロックフェラー邸など、数々の名建築を造り上げてきた匠の技が、邸宅に無二の風格をもたらします。

住まいとは、つくって半分、育てて半分。伝統の中にも新しさを秘めた「ほんまもん」の数寄屋。

中村 義明 | 中村外二工務店代表・数寄屋建築棟梁

今回の建設地である中京区「室町六角」は、古くから商人の街として栄えた京都の中でも特別な土地柄。建築を考えるにあたっては、向こう三軒両隣の街並みも含めた設計を考えなくてはならない場所です。
京都は一見、伝統や歴史を重んじるイメージが強いですが、実は反面、常に新しさが求められる街でもあります。だからこそ私たちが目指すものは、素材から吟味し、伝統の中にも新しさを秘めた“ほんまもん”の数寄屋建築。ただ古めかしさを重んじるだけではなく、その土地、その街にあった新しさが感じられなくては、本当の数寄屋とはいえません。
大切なのはただ単に外見の見栄えだけを求めるのではなく、邸宅の内面に不変的な深みを与えること。今回で言えば素材は細部にまでこだわり、すべて厳選した木材から選りすぐったものを使用しています。例えば、室町通から邸内へと誘う通り庭として設計したアプローチには、杉皮や女竹といった木の温もりや柔らかさを感じさせる素材を用いています。柔らかさを感じさせるものは朽ちるのも早いですが、そこに経年の美がある。丁寧に手入れを続けてやることで本物の美しさが宿るのです。
私たちの建築は「つくって半分、育てて半分」。手入れをし年月を重ねることでより輝きを増す。そのような空間こそ、住まいの理想であると考えています。

Architect | 歴史ある京の街並みを守り、町家の知恵を次世代につなぐ。

本邸に求めたのは、京都が誇る歴史的、伝統的な街並みを守り伝える住まいとなること。そのため、デザインに取り入れた町家の意匠は必然ともいえる要素でした。祗園祭は私自身物心ついた頃からの思い出が詰まっている祭りのひとつ。歴史ある山鉾町のひとつである鯉山町への想いを設計に込めながら、お住まいになる方の誇りとなる邸宅を目指しました。

澤村 正人 | 株式会社インター・プロデュース 一級建築士/代表取締役社長

日本屈指の壁画師が描く、山鉾町の粋。

※掲載の完成予想図は計画段階の図面を基に描き起こしたもので、形状・色彩・植栽等は実際とは異なります。なお、外観形状の細部・設備機器等の詳細は表現しておりません。敷地のみを表現しており、周囲の建物・電柱・標識・ガードレール等は再現しておりません。また、植栽の葉ぶりや樹形は竣工から育成期間を経た状態のものを想定しています。施工上の理由及び改良のため、変更になる場合がありますので、ご了承ください。
※掲載の敷地配置図イメージイラストは計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは多少異なる場合がございます。
※掲載のエントランスホール完成予想図は計画段階の図面を基に描き起こしたもので、形状・色彩等は実際とは異なります。施工上の理由及び改良のため、変更になる場合がありますので、ご了承ください。
※掲載のエントランスアプローチ完成予想図は計画段階の図面を基に描き起こしたもので、形状・色彩・植栽等は実際とは異なります。なお、外観形状の細部・設備機器等の詳細は表現しておりません。敷地のみを表現しており、周囲の建物・電柱・標識・ガードレール等は再現しておりません。また、植栽の葉ぶりや樹形は竣工から育成期間を経た状態のものを想定しています。施工上の理由及び改良のため、変更になる場合がありますので、ご了承ください。